1.血液・リンパの循環改善

生体内の細胞がいろいろな機能を発揮する為に必要な酸素や栄養分を血液やリンパ液などによって運び、その活動結果として生じた炭酸ガスや老廃物を除去するという流れが循環です。
この循環を改善することで、組織に栄養が行き渡り、体内機能組織が活性化され、生命力のアップにつながります。(一時的効果)

2.心肺機能の改善

心臓や肺は、胸郭内に位置し、血液循環や呼吸機能等を行っています。胸郭は可動性で、その運動は呼吸と関係します。この可動性が減じると呼吸運動に障害を及ぼします。
ここでは、心肺臓器のスペース確保や胸郭可動性の維持拡大が重要になります。(二次的効果)

3.内臓諸器官の機能改善

腹部のマッサージや下肢・体幹の機能訓練などを行うことで、内臓諸器官に刺激が与えられ、消化器官(胃液分泌亢進・消化機能亢進・食欲増進・蠕動運動の亢進)や泌尿器官(排泄能力の向上)などの機能改善につながります。(二次的効果)

4.筋緊張・痛みの緩和

筋緊張による痛み、神経痛、関節痛など、痛みには様々あります。マッサージや機能訓練などをすることにより、血行が促進され、発痛物質が流れやすくなり、痛みの軽減・緩和につながります。(一次的効果)

5.関節可動域の拡大及び維持

麻痺や廃用性症候群などにより関節を動かさないでいると筋肉は次第に委縮し、関節拘縮をもひきおこします。その可動域制限がある部位をマッサージや機能訓練することで関節可動域の維持拡大につながり、しいては、ADLの維持向上にもつながります。(一次的効果)

6.残存機能の改善及び維持

マッサージや機能訓練をすることで、残存機能を最大限に引き出し、ADLの維持向上につながります。(二次的効果)

7.心理的効果

マッサージによるスキンシップや、そこでのコミュニケーションが、患者様との信頼関係を構築し、精神的・心理的鎮痛効果が期待できます。

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